特別企画シンポジウム
『災害報道と行動計量学』

2011年9月13日(火) 15:30~17:45
(日本行動計量学会第39回大会 第2日目)

この度の東日本大震災について,私どもの学会には,災害研究や災害報道の研究者も少なく,直ちに被災者の方々に役立つ情報提供や,研究成果の提供・活用は,ほとんどできませんでした。

このような状況のなかで今回,第39回大会において,災害研究の一部分ではありますが,重要な「災害報道」を取り上げ,実際にどのように報道が行なわれ,それが被災地の方々にどのように役立ち,または役に立たなかったか,そして,それはなぜかを考えるシンポジウムを企画しました。このシンポジウムをとおして,今後,私たちはどのような研究をしていくべきか,考えて見たいと思います。

本シンポジウムでは,災害研究の専門家や,報道やメデイアに携わる方々,メデイア研究者の皆さんのご意見を伺いながら,真に被災者に役立つ研究はどうあるべきか,真に役立つ報道は如何にあるべきかなど,ご一緒に考えてみたいと思います。

飽戸 弘(学会理事長,東洋英和女学院,東京大学・名誉教授)
森 裕一(第39回大会実行委員長,岡山理科大学)
菊地賢一(学会事務局長,東邦大学)


日 時: 2011年9月13日(火) 15:30~17:45
(日本行動計量学会第39回大会 第2日目)
場 所: 岡山理科大学 第25館 8階 理大ホール
700-0005 岡山市北区理大町1-1
企 画: 飽戸 弘(学会理事長)
森 裕一(第39回大会実行委員長)
菊地賢一(学会事務局長)
プログラム:
司 会:飽戸 弘
15:30 趣旨説明
 森 裕一
15:35 「災害研究と災害報道」
 土田昭司(関西大学・教授)
災害研究の専門家として,今日の災害研究の現状を紹介し,それらは被災地,被災者たちに役に立っているかどうか,今後,被災地の人たちに役立つ災害研究,役立つ報道とは,どんなものかなど,学会メンバーへの要望も含めて,ご発言いただく。
16:00 「災害報道とテレビ」
 江利川滋(TBSテレビ・マーケティング部・主事)
今回の災害を,テレビは如何に報道したか,人々はどうテレビを見ていたか,そして人々はテレビ報道をどのように評価したのか,今後,よりよい災害報道を目指すために,どのような研究が必要かなど,メデイア研究者としてのお考えを,ご紹介いただく。
16:25 「災害時におけるソーシャルメデイアの功罪」
 遊橋裕泰(NTTドコモ モバイル社会研究所・主任研究員)
災害時にもっとも利用されるのがケイタイとラジオといわれる。特に近年,ケイタイやスマートフォンが浸透し,伝言サービスやツイッターなどのソーシャルメデイアが活躍するようになってきました。一方,災害直後にケイタイが繋がらないとか,風評被害なども広がったといわれる。そうした災害時におけるケイタイの役割について,その光と影について検討し,今後の課題を提言いただく。
17:50 「報道ジャーナリストのストレスへの対応」
 松井 豊(筑波大学・教授)
害報道に携わるジャーナリストたちはたいへんなストレスを体験し,苦しんでいる。こうした人たちを支援するために,何が必要か,どんな研究が必要かなど,過去の研究成果を踏まえて,考察し,ご提言いただく。
17:15 討論および質疑
17:45 終了

更新日:2011.7.5